
封切り前から話題になっていた『名探偵コナン』劇場版シリーズ第29作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が4月10日に公開され、大ヒットスタートを切った。
2010年代初頭から、コロナ禍を除いて、右肩上がりで興行収入を伸ばしてきた本シリーズだが、昨年は初めて前年を下回った。しかし、その背景には、昨年が特殊な年だったことがある。
今年は公開3日間の成績で歴代最高を記録。昨年とは異なる状況下の今作は、シリーズ歴代最高興収更新が狙えるかもしれない。
ココがポイント
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』公開3日間で興収35億円突破 シリーズ過去最高の記録更新!歴代1位スタートで東宝驚き出典:ORICON NEWS 2026/4/13(月)
『コナン』新作映画、第1作目の累計興収を“初日だけ”で超えた…11.3億円超えで圧倒的人気示す出典:オタク総研 2026/4/12(日)
劇場版「名探偵コナン」興行収入は初の200億円突破なるか 大台到達は歴代10作品出典:日刊スポーツ 2026/4/4(土)
映画『名探偵コナン』例年以上に注目される背景 興収の天井か踊り場か、負けられない年の戦い出典:武井保之 2026/4/10(金)
エキスパートの補足・見解
今作の公開3日間の成績は、観客動員数231.8万人、興収35.2億円。昨年の『名探偵コナン 隻眼の残像』(2025年/最終興収147.4億円)の231.4万人、34.3億円、シリーズ歴代最高興収の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024年/最終興収158億円)の227.4万人、興収33.5億円を超えた。
注目したいのは、最終興収では2024年が2025年を上回るが、公開3日間では2025年のほうが2024年より高いこと。前作は初速はよかったものの、その後の伸びが鈍かった。
その背景にあるのが、昨年は2作の記録的ヒットが生まれたこと。6月公開の『国宝』はじわじわと興行を伸ばし、7月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』はシネコンのスクリーンも世の中の話題も奪った。夏以降、一部を除く多くの映画が、興行や宣伝において大きな影響を受けた。
一方、今年は200億円や400億円を超えるようなスーパーヒットが期待される作品はいまのところ見当たらない(もちろん興行は何が起こるかわからないが)。
加えて、今作への世間の注目度は例年以上に高いようだ。最終興収でのシリーズ歴代最高更新は十分期待できるだろう。
Hao112 ニュース