結婚報告も“芸”になる時代。芸人さんの結婚ラッシュが映し出す「発表のカタチ」の変化 #エキスパートトピ(中西正男) - エキスパート - Yahoo!ニュース
写真:アフロ

お笑いコンビ「ロングコートダディ」の堂前透さんが1日、YouTubeチャンネルの生配信で結婚を報告しました。堂前さん以外にも「見取り図」リリーさんはコンビのラジオ番組で、「ソラシド」本坊元児さんは同期の「麒麟」川島明さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、「カベポスター」の永見大吾さんは自身の名前ではなく裏アカウント的に立ち上げたX投稿で結婚を発表しています。芸人さんの結婚報告が相次いでいること自体も話題ですが、加えて印象的なのは発表のカタチの変化でもあります。

ココがポイント

ロングコートダディの堂前透、生配信で結婚発表 突然の報告に相方・兎は戸惑い「知らなかったからさ、一切…」出典:オリコン 2026/6/1(月)

吉本芸人、結婚ラッシュ! 本坊元児が麒麟・川島ラジオ内で結婚発表 見取り図リリーにカベポスター永見も出典:スポニチアネックス 2026/6/1(月)

カベポスター永見 奇妙すぎる「裏アカ」で結婚発表 正体明かさず1カ月でフォロワー3万7千人突破 事務所は裏アカと認める出典:デイリースポーツ 2026/5/8(金)

鈴原動物園(@su_zoo_hara)

エキスパートの補足・見解

今回堂前さんは生配信の中で唐突に結婚を発表しました。相方の兎さんもたじろぐさまも妙味となり話題性がさらに高まりました。

永見さんは自身の4月からXで立ち上げていた“裏アカウント”「鈴原動物園」で結婚を発表。それを公式アカウントで「裏アカにてご報告があります」との文言を添えて告知するという、何とも入り組んだ形で公表しています。

かつて芸能人の結婚はスポーツ紙のスクープや事務所を通じた発表で世に出るのが一般的でした。ただ、今は独自の発信ツールを持つのが当たり前の世の中になっています。自分の思いが細部までそのまま届く。言葉が商売道具に芸人さんにとって「どこで、どう伝えるか」までが一つの芸、作品になり得る時代になったとも言えます。

報告に自分ならではのテイストや笑いをまぶすことによって、ファン心理への衝撃の緩和や更なるネタへの昇華がはかれる部分もある。ツールの進化がもたらした新たな方法論。そこをどう使うか。それが具現化されたのがこのところの流れだと感じます。

「芸人に下手も上手もなかりけり、行く先々の水に合わねば」

古くから芸人さんの中で語り継がれてきた言葉です。その意味が幾重にもたなびく時代になったことも感じます。