
「ヴィレッジヴァンガード本店」「ハンズ渋谷店」「マルイシティ横浜」「静岡パルコ」――1980年代から2000年代にかけて、若者文化の象徴だった店舗や商業施設の閉店が相次いでいる。
各社は老朽化や賃貸契約満了を理由に挙げるが、その背景にはネット通販の浸透や消費行動の変化がある。
かつては「学校帰りに立ち寄る場所」「友人と時間を潰す場所」だった店舗空間。青春の記憶と結びついた店の消滅に、寂しさを覚える人は少なくない。
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ココがポイント
静岡市の中心市街地で若い世代をターゲットに営業を続けてきた「静岡パルコ」が2027年1月で閉店されることが発表されました出典:Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2025/12/1(月)
横浜駅東口のマルイシティ横浜は2月28日に営業終了する。1996年オープンした。地上2〜8階と地下1~2階部分出典:WWDJAPAN.com 2026/1/1(木)
「ヴィレッジヴァンガード」の本店(同市)を5月末で閉店する。建物と設備の老朽化を理由出典:共同通信 2026/5/25(月)
「ハンズ渋谷店」の営業を今年11月で終了するということです。ハンズ渋谷店は東急ハンズ渋谷店として1978年に開業出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN 2026/5/25(月)
エキスパートの補足・見解
ヴィレッジヴァンガード本店が5月末で閉店する。1986年に名古屋で誕生した1号店であり、サブカルチャー文化を象徴する存在だった。同じく京都・新京極店も閉店予定で、ファンからは惜しむ声が相次いでいる。
渋谷の象徴的存在だった「ハンズ渋谷店」も11月に閉店する。1978年開業の大型店で、独特の構造や膨大な商品点数で知られた。さらに「マルイシティ横浜」や「静岡パルコ」など閉店も続いている。
各社は「建物老朽化」「賃貸契約終了」を理由として説明している。しかし、根底には若者の消費行動そのものの変化がある。かつて若者たちは、雑貨店やファッションビルを“回遊”しながら、偶然の出会いや新しい文化を楽しんでいた。ところが現在は、SNSや動画サイトで事前に情報を得て、ネット通販で直接購入する消費スタイルが主流だ。
1980年代から2000年代に青春時代を過ごした人たちにとって、こうした店舗の閉店は、懐かしさと寂しさを同時に感じさせる出来事だろう。「あの頃の街並み」や「若かった自分」の記憶まで消えていくように感じる人も多いのではないか。閉店までに一度足を運び、青春の記憶をたどってみるのもよいかもしれない。
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