「嵐」のラストライブが終了。“偶像”と“人間”の狭間で、アイドルを完走した「嵐」が残したもの #エキスパートトピ(中西正男) - エキスパート - Yahoo!ニュース
提供:イメージマート

「嵐」が5月31日、東京ドームでラストライブ「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の最終公演を行い、この日をもってグループ活動を終了しました。終演後、公式インスタグラムやXに「26年半ありがとう!!!!!2026.5.31 嵐 相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔 With you」とメッセージを投稿。1999年に「A・RA・SHI」でデビューしてから26年半の活動に終止符が打たれました。一組の人気グループの幕引きを超えた余韻が今もたなびいています。

ココがポイント

【嵐・ラストライブ詳報】「ファンだけのもの」メディア露出ゼロ貫き 5年の空白を完全掌握した33曲3時間半出典:ENCOUNT 2026/6/1(月)

【記者の目】嵐の活動終了も「5人は永遠に嵐」 新曲追加歌詞に感じた最愛の絆出典:中日スポーツ 2026/6/1(月)

嵐5人の今後 櫻井、相葉、二宮、松潤は引き続き俳優などマルチに活動 退所の大野は出典:デイリースポーツ 2026/6/1(月)

嵐、9755日の活動終了 ラストは5人で肩を組んでステージへ 櫻井翔「万感の思い」出典:日刊スポーツ 2026/6/1(月)

エキスパートの補足・見解

「アイドル」を辞書で調べると「偶像」と出てきます。ファンの数だけ思いがあり、求められるものがある。尊くも、難しい立ち位置です。

そして、事実、アイドルは人間です。15歳で考えたことと40歳になって考えること。違って当然です。

「SMAP」以降アイドルの長寿化が進み、40代でもアイドルの看板を背負う時代になった。歳を重ねていく中で、人生設計や仕事への価値観にズレが出てきてグループを抜ける。人間として自然なことと言えるのかもしれません。

ただ「嵐」は5人でアイドルを完走しました。「偶像」と「人間」の矛盾を引き受け、両肩に乗せて走り切った。重さは本人にしか分からないが、完走者の少なさが全てを物語ってもいます。

エンタメの細分化が進み「みんな」が知っているスターの数はどんどん減っています。「みんな」が存在した時代に間に合った最後の国民的グループが国民的グループのまま幕を引いた。この先更新されないであろう記録が残されました。

逆転サヨナラ満塁ホームラン。漫画の中にしかないような結末を積み重ねで創出する。「よくこの5人が集まったものだ」。この上なくシンプルな言葉に、最大限の意味が充填された。それが5月31日だったと感じます。