タレント、女優として活躍する吉岡美穂(46)が「SHAZNA」のボーカルで夫のIZAM(54)と25年の年末に離婚を発表してから4カ月が経つ。夫婦で話し合い、結婚20年で下した決断は大きな反響を呼んだ。今回のインタビュー【前編】では、離婚を決断した理由や、「鬼嫁」の印象を持たれていたことへの意外な気持ちなどについて語ってくれた。 【写真】「癒し系グラドル」として週刊ヤングサンデーの表紙を飾った吉岡さんはコチラ ――昨年末に離婚を発表された際、SNS上で激励のコメントが多く寄せられました。どのように感じられましたか? 発表する時は、皆さんにどのように受け止められるか不安な部分がありました。でも、私や夫(IZAM)を責めるわけでなく、今までと変わらずに応援していただけるコメントが多くて本当にありがたかったです。 ――SNS上のコメントに目を通されたんですね。 公式のインスタグラムに頂いたコメントは目を通しています。文章で伝えるって難しいですよね。良い言葉でも受け取り方次第で解釈が変わってしまう。自分の思いと違った解釈をされてしまうことがあるので、SNSで発信する際は誤解されないように表現には気をつけています。今回の投稿に限らず、温かいメッセージに何度も心が救われています。インスタグラムや、最近は更新ができていませんが、育児ブログなどを発信してきて良かったと改めて感じています。 ■お互いに程よく気を使うように ――結婚して20年という節目での決断になりました。 夫婦でいろいろな話し合いを重ねて、3人の子供たちにも話しました。子供達は複雑な思いがあったと思いますが、家族で話し、離婚という形を選びました。今では、良い距離間でお互いに程よく気を使うようになり、子供の事や、家の事を協力し合うようになりました。子供たちに「離婚した後のほうがパパとママ、仲いいよね」って、最近言われたんです……。きっと「不思議な両親」と思っているでしょうね。 今年の4月から長男、次男の生活にも大きな変化がありました。長男は大学、次男は高校に進学してそれぞれ地方で寮生活になりました。高校3年生の娘は東京の家に居ますし、夏休みやお正月には息子達が帰ってくるので、子供達が小さい頃から住み慣れた家はしばらく残そうと決め、離婚はしましたが、今までと変わらず一緒に暮らしています。家族の形は変えず、これからもしばらくは同居を続け、娘の世話は協力し合いたいと考えています。子供達の生活が落ち着くまではこの生活を続ける予定です。
――夫婦という形ではなく、新たな関係を構築しているんですね。IZAMさんとは夫婦でテレビ番組に出演された時が何度もありました。夫婦間のエピソードで、吉岡さんに「鬼嫁」の印象がついた時期もありましたね。 鬼嫁エピソードは、ほぼほぼ本当のことなんです(笑)。気になりませんでした。「実際のエピソードだからいいんじゃない?」って。私が関西人なのでけんかや、嫌なこともクヨクヨせずに笑っておかしくしてくれればいいという意識があるかもしれません。夫の話が皆さんに面白く伝わっているかどうかが、気になりましたね(笑)。 ――吉岡さんは「癒やし系キャラ」のイメージが強いので、視聴者はギャップを感じたかもしれません。 確かに皆さんが想像する「吉岡美穂」のイメージを壊してしまったかもしれませんね。ただどの私も私なのでこんな人もいるんだね、くらいに思っていただけるとありがたいです。 ■とんとん拍子に ――あらためて、芸能界に入るまでの経緯を教えていただけないでしょうか。 6つ上の姉が幼稚園の先生をしていた事がきっかけで、赤ちゃんや子供の発育に興味があり、幼稚園の先生や保育士、ベビーシッターなど子供に関わる仕事がしたかったんです。そのような専門学校に行こうと考えていましたが、アルバイトでキャンペーンガールの仕事をしていた時に、先輩に「レースクイーンの募集があるから行かない?」と誘われて、オーデイションを受けてレースクイーンに。その後とんとん拍子にグラビアやCMのお仕事も頂くようになったんです。急に生活のサイクルが変わった感覚でした。一年経たずに大阪から東京に拠点を移して、専門学校に行くことが考えられないぐらい忙しくなり……。今に至る感じです(笑)。
――デビューしてからCMでブレーク、バラエティー番組やドラマに出演と、瞬く間に大人気になりましたよね。 運がいいのかもしれません。お世話になった方々のおかげで沢山のチャンスを頂きました。だだ、演技の練習をしていませんから「ド素人の私が、なんでここにいるんだろう」と何度も感じました。迷惑を掛けないように、目の前の仕事を一生懸命やるだけでしたね。 ――結婚後は子育てで仕事をセーブしていた時期が長かったと思います。今後やりたいことはありますか? お料理の仕事に興味があります。子育ての経験もあるので役に立つならお話ししていきたいです。父が料理人なので料理は昔から興味がありました。子供の頃に遠足のお弁当を父が作ってくれたりしました。スープやカレーを作る父の隣でお鍋をのぞくのが大好きでした。今でも父に連絡して料理の作り方を教わる時があります。ネットで検索できる時代ですけど、父に教えてもらいたいんですよね。 ――毎朝5時に起床してお子さんに作っているお弁当を、インスタグラムで拝見しました。健康を考えた彩り豊かなお弁当ばかりで、すごいですよね。 自己満足なんですけどね(笑)。本当はもっと凝りたいんですけど、朝の時間は貴重なので、最近はどれだけ時短で作る事ができるかを考えながら作っています。他の親御さんも同じ気持ちだと思いますが、なるべく残さずに、おいしく食べてもらえればうれしいです。 ――プライベートで挑戦したいことはありますか? 自分のことはあまり浮かばないんですが、子供たちの成長を見守りつつ、これからも程良くサポートしていきたいです。関係が薄れたり、仲が悪くなると、なかなか会ってもらえなくなりますし、孫の顔を見せてもらえなくなるので(笑)。優しいおばあちゃんになれるように、外見も内面も磨いていきたいです。 (聞き手・構成/平尾類)
平尾類
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