『スガキヤ』20年ぶり関東に再進出 その背景と勝算は #エキスパートトピ(山路力也) - エキスパート - Yahoo!ニュース
名古屋のソウルフード『スガキヤ』がこの秋、関東に再進出する。(画像:筆者による撮影)

 1946年に名古屋で甘味処として創業、1948年からはラーメンと甘味の店として、地元民の絶大な支持を集める『スガキヤ』。名古屋のソウルフードともいうべき存在の人気チェーンが、今年の秋に関東エリアへ再進出することを発表しました。年内に神奈川県内に2店舗出店し、3年で50店舗の展開を目指していくと言います。

 スガキヤは1999年に関東を撤退。2004年に再進出しましたが約2年で再撤退。今回が約20年ぶりの再々進出となります。なぜ今このタイミングで再進出するのでしょうか。3度目の正直はあるのでしょうか。

ココがポイント

スガキヤ、20年ぶり関東出店へ 今秋のオープン予定を発表出典:オリコンニュース 2026/6/15(月)

今後、関東地域については3年で50店舗の展開を目指していく出典:クランクイン! 2026/6/15(月)

ガッツリ志向の客に焦点…スガキヤが新業態『金ことぶき。』で挑む進化系ラーメン出典:FNNプライムオンライン 2025/7/27(日)

スガキヤ【公式】(@ sugakicosystems)

エキスパートの補足・見解

 スガキヤのラーメンは、豚骨スープと和風出汁を合わせた独自の「和風とんこつ味」で、ラーメン業界では「業界初の豚骨魚介ラーメン」と言われることもあります。また冷やし中華にマヨネーズを添えるのは、スガキヤが発祥とも言われています。

 ラーメンの味やソフトクリームなどの甘味が楽しめるのもさることながら、やはり多くの人に愛されている背景には、現在もラーメン一杯430円という安さで提供する、その「安さ」もあるでしょう。

 今回スガキヤは経営体制を一新し、新体制の下で新たなチャレンジをしていく方針で、その一つが今回の関東への再出店となります。過去の撤退の理由でもあった、コスト構造とブランド発信の不足を徹底的に分析し、3年で50店舗の展開を目指していくといいます。

 かつては関東地方の多くのスーパーなどに出店していたこともあり、30代以上の人であれば子どもの頃にスガキヤのラーメンやソフトクリームを食べていたという人も多いでしょう。今回の再出店は、そうしたスガキヤの味を知る大人たちや、価格の安さから学生やファミリー層にも受け入れられそうです。私自身も学生時代にお世話になったスガキヤ。再び関東で食べられるのが今から楽しみです。